ご来場ありがとうございました。

pothook#2 終了いたしました。
ご多忙中にもかかわらず多数ご来場を賜り、厚くお礼申し上げます。
お越しいただきましたみなさま、誠にありがとうございました。

pothook #2 開催中です!

今年もpothook日本画8人展がスタートしました。
空気感を感じる作品が多い印象。昨年に続き、面白い形や素材のものも多く並びます。

美しく整然と並べた展示、上から下まで広く使った展示、壁面上での疎密のバランスにこだわった展示、影の落ち方も見せる展示など・・作家それぞれが、与えられた壁面を自在鉤=ひとつの作品として仕上げています。

会期は19日(土)17時まで。
年末の慌ただしい時期ではございますが、
是非ご高覧下さいますようよろしくお願い致します。。










作家在廊日のおしらせ

是非、合わせてご来場下さいませ。
※あくまでも予定ですので、変更する場合もございます。
お出かけ前に再度ご確認いただき、また、画廊か作家本人にお問い合せいただきますとより安心です。

青柳明日香 12, 13, 15(15:00~),16(14:30~),19
天内純子  12, 13(11:00~12:00),16(13:30~), 18
石田紫織  13(16:30~), 19
小島健司  12, 19
佐藤小百合 12, 15
竹内真生  12, 13, 19
鶴巻謙郎  12, 13,19
古市正彦  12,

インタビュー 鶴巻謙郎さん

迫力のある筆致で、形のないものまでをとらえる鶴巻謙郎さん。
情熱的でクールな独特の世界は、記憶の断片へと誘います。

Q. 近年は風景のスケッチをもとに、空気感と印象を描いているそうですが、今回の作品は?
A. 「気の間」をテーマとして、画面の間を感じてほしい作品を考えてみました。ブラインド。入り込む光。

Q. POTHOOK展において特別な意識はありますか?
A. POTHOOK展では、今まで発表した事がない形で制作をしています。実験的な作品という事で、目立つものを作ろうと思ってます。

Q. 今後の展望などお聞かせ下さい。
A. 展覧会の予定はまだありませんが、立体をつくっている作家さんとコラボレーションしてみたいと思っています。興味のある方は是非御一報下さい。

近年は、屏風型や複数をひとつの作品として見せる作品など、四角い平面を超えて表現しているものも多いですね。展示方法も含めて楽しみです。
鶴巻謙郎 プロフィール >>

インタビュー 佐藤小百合さん

目に写る世界を愛で、素直に表現している佐藤小百合さん。
いろいろな画材や支持材にも挑戦、制作の楽しみが伝わります。

Q. 風景などを多く描いていると思いますが、今回のモチーフや制作意図は?
A. 画材が折り重なってできる画面を目指しています。モチーフは草木花、植物が多いですがモチーフと空気季節感が折り重なる空間を画材の重なりで表現したいと思って制作しています。今回は秋から冬にかけての冷たくて透明な空気感を大切にして作りました。

Q. pothook展の中では一番の若手ですね、コメントを。
A. 個展と違うのはやはり制作の先輩と一緒に展示できることだと思います。絵を描く他の方との交流が次の制作の刺激やモチベーションになります。

Q. 今後の展望などお聞かせください。
A. 美しいものを作りたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

モチーフそのものというより、取り巻く空気感が表現されているようですね。季節の美しさを共有できそうで、楽しみです。
佐藤小百合 プロフィール >>

インタビュー 石田紫織さん

近年は動物の群れを多く描いている石田紫織さん。
リズミカルな構成で心をくすぐります。

Q. 今回も、何か動物の群れをモチーフにした作品ですか?
A . 実は今回は、テーマを定めない、というテーマにしてみようかと。「群れ」の作品では、画面構成と「群衆と個」というテーマにフォーカスするために、なるべく感情を排除した作品作りを心がけていたのですが、今回は感情に素直に好きな色で描いた作品を無作為に並べる予定です。言ってみれば「なんとなく描きたいもの」の作品です。

Q. pothook展についてコメントを
A. 「実験的」というキーワードにとてもひかれています。回を重ねるごとに、個人の作品だけでなく展覧会としても「遊びにあふれた」楽しいイベントのようなものとして育っていくような期待があります。

Q. 今後の展望などお聞かせ下さい
A. 分散していたものをそっと集めて掬う、というのが目標です。
しばらく個展をしておりませんので、そろそろと思っています。

テーマに捕われがちなところを、あえて定めないで作品を並べるという「実験」のようですね。楽しみです。
石田紫織 プロフィール >>

インタビュー 青柳明日香さん

今年6月にも、同鶴見画廊において個展を開催した青柳明日香さん。
丁寧に描かれた鳥や風景などの作品からは愛情が溢れています。

Q. 花鳥風月のようなモチーフをとっていることが多いかと思いますが、 テーマは?
A. テーマは“いのち”です。 「天地万物に霊が宿る」という 日本古来からあるアニミズム的思想、 そういったものに共感しています。 『花鳥風月』の根底には 四季を通して生活を楽しみ天地万物に“いのち”が宿る と感じてきた日本人の感性があると思います。 今は鳥のいる情景を描くことが多いですが、 白い画面に新たな“いのち”を吹き込めたらと思っています。

Q. 今回初のPotook展参加ですね、いかがですか?
A. Potookのメンバーは同世代になります。 同世代のそれぞれ異なる感性が、 どういった相違点をもっているのか。 その作品を観る人がどう感じるのか。とても楽しみです。 

Q. 今後の展望などお聞かせください
A. 3月に銀座の「GALERIE SOL」で 個展があります。白くて綺麗な会場を生かした展示 が出来たらと思っています。

日本人誰しもが持っている感性を現した作品、実は世界中の人の心に響くことでしょう。楽しみです。
青柳明日香 プロフィール >>       

インタビュー 天内純子さん

POTHOOK#2も2週間後となりました。
こちらのブログで、参加作家のコメントを掲載していきます。

トップは「水」を描き続け、その表情の中に万物をなぞらえている天内純子さん。各展覧会でも素敵なアプローチを見せています。

Q. 長年「水」を題材にしながらも、毎回違ったテーマがあるようですね。今回の作品は?
A. 今秋、伊勢に行ってきました。伊勢への旅で、森羅万象に神を感じる日本人的な感覚の原点に触れることが出来ました。その神聖な感覚を、伊勢の水を通して表現できたら、と思っています。

Q.Pothook展についてコメントを
A.この展覧会は、私にとって可能性を広げるとても良い機会となっています。また、他の作家達がどんな作品を持ってくるのかもとても楽しみです。

Q.今後の展望などお聞かせください
A.来年2010年の秋の個展に向けての制作と、岩絵具の魅力を伝えるワークショップ・子どもも大人も楽しめるアートワークの提供などの活動をしていく予定です。

そうそう、天内さんは岩絵の具マスターとしても、アートセラピストとしてもとても人気がある作家です。 作品楽しみです。
天内純子 プロフィール >>